公認心理師試験 過去問捜査室

公認心理師試験過去問の独学勉強ノートです

2019-01-01から1年間の記事一覧

公認心理師試験 第2回試験 問153 2019-153

問153 事例 85歳の男性A。Aはー人暮らしで、介護保険は申請しておらず、認知症の診断もされていない。しかし、身辺自立はしているものの、室内の清掃が行き届かず、物を溜め込みがちであるので、地域ケア会議で、ホームヘルパーによる清潔管理を行っていく方…

公認心理師試験 第2回試験 問150 2019-150

問150 事例 25歳の女性A。Aは夫から暴力を受け、電話連絡や金銭使用を制限されて、配偶者暴力相談支援センターに逃げ込むが、すぐに夫のもとに戻り同居するということを何回も繰り返していた。今回も夫の暴力で腕を骨折し、同センターに保護された。Aは日中…

公認心理師試験解 第2回試験 問149 2019-149

問149 事例 14歳の女子A、中学2年生。Aは、クラスメイトのBが複数の生徒から無視されたり、教科書を隠されるなどの嫌がらせを受けたりしていることをスクールカウンセラーに相談した。Aはこのような状況を何とかしてほしいが、自分が相談したことは内緒にし…

公認心理師試験 第2回試験 問148 2019-148

問148 事例 30歳の女性A、会社員。ストレスチェックの結果、高ストレス者に該当するかどうかを補足的な面接で決定することになり、公認心理師がAの面接を行った。Aのストレスプロフイールは以下のとおりであった。 「心理的な仕事の負担」は低い。「技能の活…

公認心理師試験 第2回試験 問146 2019-146

問146 事例 14歳の男子A、中学2年生。Aは中学1年生のときに比ベ、学習に対して積極的に取り組み、成績が全体的に上がった。1学期の成績評定は国語と社会が高く、数学と体育は他の教科と比ベて低かった。A は中学1年生のときは幅広い交友関係があったが、現在…

公認心理師試験 第2回試験 問145 2019-145

問145 中学1年生の数学教科担任Aは、方程式の単元で困難度の異なる計算間題30問が印刷されたプリントを授業中に用いることを考えた。その際、最初から少しずつ難しくなるように間題を配置し、生徒が積極的に解答を書き込めるような工夫をした。また、模範解…

公認心理師試験 第2回試験 問144 2019-144

問144 事例 9歳の男児A、小学2年生。Aは実母と継父との三人暮らしであったが、ネグレクトと継父からの身体的虐待のため、児童相談所に一時保護された。人所当初は、いつもきょろきょろと周囲をうかがっていて落ち着かず、夜は悪夢でうなされることが多かった…

公認心理師試験 第2回試験 問143 2019-143

問143 事例 13歳の男子A、中学1年生。Aは両親と2つ上の兄Bと暮らしている。両親は、AとBが幼い頃から、多くの学習塾に通わせるなどして中学受験を目指させた。Bは志望校に合格したが、Aは不合格であった。両親は「お前は出来そこないだ。これからは死ぬ気で…

公認心理師試験 第2回試験 問142 2019-142

問142 事例 47歳の男性A。Aは、長年の飲酒、食習慣及び喫煙が原因で、生活習慣病が悪化していた。主治医はこれらの習慣は簡単には変えられないため、院内の公認心理師と共にじっくりと取り組むようカウンセリングをAに勧めた。Aは「酒もたばこも生活のー部だ…

公認心理師試験 第2回試験 問141 2019-141

問141 事例 19歳の男性A、大学1年生。Aは将来に希望が持てないと学生相談室に来室した。「目指していた大学は全て不合格だったので、一浪で不本意ながらこの大学に入学した。この大学を卒業しても、名の知れた企業には人れないし、就職できてもずっと平社員…

公認心理師試験 第2回試験 問140 2019-140

問140 事例 22歳の女性A。Aは職場での人間関係における不適応感を訴えて精神科を受診した。ときどき休みながらではあるが勤務は継続している。親と仲が悪いので2年前から単身生活をしているとのことである。公認心理師が主治医から心理的アセスメントとして…

公認心理師試験 第2回試験 問139 2019-139

問139 事例 74歳の女性。単身生活で、就労はしていない。最近物忘れがひどいと総合病院の内科を受診した。内科医から公認心理師に心理的アセスメントの依頼があった。精神疾患の既往歴はなく、神経学的異常もみられない。以前から高血圧症を指摘されていたが…

公認心理師試験 第2回試験 問138 2019-138

問138 事例 25歳の男性A、会社員。3か月前にバイク事故により総合病院の救命救急センターに搬入された。意識障害はなく、胸髄損傷による両下完全麻痺と診断された。2週間前、主治医からAに、今後、両下肢完全麻痺の回復は期待できないとの告知がなされた。そ…

公認心理師試験 第2回試験 問137 2019-137

問137 事例 18歳の女性A、大学生。サークルに入部して1か月がたった頃、Aはいっも集合時間に遅刻するため、副部長のBから注意を受けた。そのことをきっかけにBを怖いと思うようになった。その後、忘れ物をした部員にBが注意している場面を偶然見かけ、Bはい…

公認心理師試験 第2回試験 問136 2019-136

問136 網膜像差が奥行き知覚手掛かりとして有効であるかを検討する目的で実験を行った。網膜像差が0分、6分、12分、18分の4種類からなるランダムドツトステレオグラムを各実験参加者にランダムな順序で呈示した。実験参加者はランダムドツトステレオグラムを…

公認心理師試験 第2回試験 問134 2019-134

問134 親権について正しいものを2つ選ベ。 (1)親権には財産管理権は含まれない。 (2)民法には親権喪失及び親権停止が規定されている。 (3)児童相談所のー時保護には親権者の同意は必要でない。 (4)里親に委託措置をする場合、親権者の同意は必要…

公認心理師試験 第2回試験 問133 2019-133

問133 物質使用障害について、正しいものを2つ選ベ。 (1)コカインは身体依存性が強い。 (2)ヘロインは身体依存性が強い。 (3)大麻はドパミン受容体を介して多幸作用を生じる。 (4)モルヒネはオピオイド受容体を介して興奮作用を生じる。 (5)3…

公認心理師試験 第2回試験 問132 2019-132

問132 知的障害のある子どもヘの対応方針にっいて、適切なものを2つ選べ。 (1)失敗体験を積み重ねて失敗に慣れさせる。 (2)スモールステツプでできることを増やす。 (3)得意な面よりも苦手な面を優先して指導する。 (4)社会生活に必要な技能や習…

公認心理師試 第2回試験 問131 2019-131

問131 二次予防の取組として、適切なものを2つ選ベ。 (1)がん検診(2)健康教育(3)作業療法(4)予防接種(5)人間ドツク センターの答え(1)(5) 解説 (1)がん検診→2次予防(2)健康教育→1次予防(3)作業療法→リハビリテーションという…

公認心理師試験 第2回試験 問129 2019-129

問129 PECSの説明として、正しいものを2つ選ベ。 (1)質間ヘの応答から指導を始める。 (2)応用行動分析の理論に基づいている。 (3)身振りを意思伝達の手段として用いる。 (4)補助代替コミユニケーシヨンのー種である。 (5)自閉スペクトラム症 …

公認心理師試験 第2回試験 問128 2019-128

問128 J.Piaget(ピアジェ)の発達段階説について、正しいものを2つ選ベ。 (1)発達段附は個人によってその出現の順序が入れ替わる。 (2)感覚運動期の終わり頃に、延滞模倣が生じる。 (3)前操作期に入ると、対象の永続性に関する理解が進む。 (4)…

公認心理師試験 第2回試験 問127 2019-127

問127 対人魅力について、適切なものを2つ選ベ。 (1)相手からの評価や好意が対人魅力に影響を与える。 (2)相手との物理的距離が大きいほど対人魅力につながる。 (3)容貌などの身体的特徴は対人魅力に影響を与えることはない。 (4)相互作用を伴わ…

公認心理師試験 第2回試験 問126 2019-126

問126 クライエントに関する情報提供が秘密保持義務よりも優先される状況について、適切なものを2つ選ベ。 (1)クライエントが虐待されていることが疑われる場合 (2)クライエントに直接関係ない専門家の研修会で事例として取り上げる場合 (3)成人の…

公認心理師試験 第2回試験 問125 2019-125

問125 病院において、公認心理師が医師から心理検査を含むアセスメトを依頼された場合、その結果を報告する際の留意点として、不適切ものを1つ選ベ。 (1)依頼された際の目的に応えられるように、情報を整理し報告する。 (2)心理的側面のみでなく、生物…

公認心理師試験 第2回試験 問124 2019-124

間124 ギヤンブル等依存症について、正しいものを1つ選ベ。 (1)本人の意思が弱いために生じる。 (2)パーソナリテイ障害との併存はまれである。 (3)自助グルーフ°に参加することの効果は乏しい。 (4)虐待、自殺、犯罪などの間題と密接に関連して…

公認心理師試験 第2回試験 問123 2019-123

問123 知能検査を含む集団式の能カテストについて、適切なものを1つ選ベ。 (1)個別で実施することはできない。 (2)第二次世界大戦を機に兵士の選抜のために開発された。 (3)学校での成績の予測妥当性は相関係数にして0.60を超える。 (4)学習障害…

公認心理師試験 第2回試験 問122 2019-122

問122 準実験的研究法の特徴として、最も適切なものを1つ選ベ。 (1)予備実験に用いられることが多い。 (2)実験的研究に比べて、内的妥当性が高い。 (3)実験的研究に比べて、倫理基準が緩やかである。 (4)参加者を無作為に割り付けることができな…

公認心理師試験 第2回試験 問121 2019-121

問121 公認心理師に求められるスーパービジヨンにっいて、最も適切なものを1つ選ベ。 (1)スーパーバイザーとスーパーバイジーの関係は対等である。 (2)スーパーバイザーはスーパーバイジーヘの心理療法を行うべきではない。 (3)スーパーバイザーは…

公認心理師試験 第2回試験 問120 2019-120

第2回試験の全問題のもくじはこちら ↓ 公認心理師試験過去問 第2回試験 もくじ - rainymanday’s diary 問120 公認心理師がクライエントに対して心理的支援を続行できないときの対応として、最も適切なものを1つ選ベ。 (1)急病のため、クライエントヘの面…

公認心理師試験 第2回試験 問119 2019-119

問119 ストレス反応にっいて、燕っているものを1つ選ベ。 (1)身体的ストレス反応は、中枢神経系に引き続き内分泌系に現れる。 (2)身体的ストレス反応には、交感神経系と副交感神経系の両方が関わる。 (3)心身症とは、発症や経過に身体的ストレス反…