公認心理師試験 第2回試験 問126 2019-126
問126
クライエントに関する情報提供が秘密保持義務よりも優先される状況について、適切なものを2つ選ベ。
(1)クライエントが虐待されていることが疑われる場合
(2)クライエントに直接関係ない専門家の研修会で事例として取り上げる場合
(3)成人のクライエントにっいて、一親等の家族から情報開示の請求がある場合
(4)クライエントとの面接で、誹謗中傷される相手が特定できる可能性がある場合
(5)クライエントが自分自身の精神状態や心理的な問題に関連して訴訟を起こし、その裁判所から要請がある場合
センターの答え(1)(5)
解説
(1)クライエントが虐待されていることが疑われる場合→厳密には疑いの段階に限れば、虐待の種類により(秘密保持に関して)若干の温度差があるものの、概して正しいといえる
(2)クライエントに直接関係ない専門家の研修会で事例として取り上げる場合→秘密保持のほうが優先
(3)成人のクライエントにっいて、一親等の家族から情報開示の請求がある場合→秘密保持のほうが優先
(4)クライエントとの面接で、誹謗中傷される相手が特定できる可能性がある場合→秘密保持のほうが優先
(5)クライエントが自分自身の精神状態や心理的な問題に関連して訴訟を起こし、その裁判所から要請がある場合→正しい
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