公認心理師試験 過去問捜査室

公認心理師試験過去問の独学勉強ノートです

2019-08-21から1日間の記事一覧

公認心理師試験 第2回試験 問153 2019-153

問153 事例 85歳の男性A。Aはー人暮らしで、介護保険は申請しておらず、認知症の診断もされていない。しかし、身辺自立はしているものの、室内の清掃が行き届かず、物を溜め込みがちであるので、地域ケア会議で、ホームヘルパーによる清潔管理を行っていく方…

公認心理師試験 第2回試験 問150 2019-150

問150 事例 25歳の女性A。Aは夫から暴力を受け、電話連絡や金銭使用を制限されて、配偶者暴力相談支援センターに逃げ込むが、すぐに夫のもとに戻り同居するということを何回も繰り返していた。今回も夫の暴力で腕を骨折し、同センターに保護された。Aは日中…

公認心理師試験解 第2回試験 問149 2019-149

問149 事例 14歳の女子A、中学2年生。Aは、クラスメイトのBが複数の生徒から無視されたり、教科書を隠されるなどの嫌がらせを受けたりしていることをスクールカウンセラーに相談した。Aはこのような状況を何とかしてほしいが、自分が相談したことは内緒にし…

公認心理師試験 第2回試験 問148 2019-148

問148 事例 30歳の女性A、会社員。ストレスチェックの結果、高ストレス者に該当するかどうかを補足的な面接で決定することになり、公認心理師がAの面接を行った。Aのストレスプロフイールは以下のとおりであった。 「心理的な仕事の負担」は低い。「技能の活…

公認心理師試験 第2回試験 問146 2019-146

問146 事例 14歳の男子A、中学2年生。Aは中学1年生のときに比ベ、学習に対して積極的に取り組み、成績が全体的に上がった。1学期の成績評定は国語と社会が高く、数学と体育は他の教科と比ベて低かった。A は中学1年生のときは幅広い交友関係があったが、現在…

公認心理師試験 第2回試験 問145 2019-145

問145 中学1年生の数学教科担任Aは、方程式の単元で困難度の異なる計算間題30問が印刷されたプリントを授業中に用いることを考えた。その際、最初から少しずつ難しくなるように間題を配置し、生徒が積極的に解答を書き込めるような工夫をした。また、模範解…

公認心理師試験 第2回試験 問144 2019-144

問144 事例 9歳の男児A、小学2年生。Aは実母と継父との三人暮らしであったが、ネグレクトと継父からの身体的虐待のため、児童相談所に一時保護された。人所当初は、いつもきょろきょろと周囲をうかがっていて落ち着かず、夜は悪夢でうなされることが多かった…

公認心理師試験 第2回試験 問143 2019-143

問143 事例 13歳の男子A、中学1年生。Aは両親と2つ上の兄Bと暮らしている。両親は、AとBが幼い頃から、多くの学習塾に通わせるなどして中学受験を目指させた。Bは志望校に合格したが、Aは不合格であった。両親は「お前は出来そこないだ。これからは死ぬ気で…

公認心理師試験 第2回試験 問142 2019-142

問142 事例 47歳の男性A。Aは、長年の飲酒、食習慣及び喫煙が原因で、生活習慣病が悪化していた。主治医はこれらの習慣は簡単には変えられないため、院内の公認心理師と共にじっくりと取り組むようカウンセリングをAに勧めた。Aは「酒もたばこも生活のー部だ…

公認心理師試験 第2回試験 問141 2019-141

問141 事例 19歳の男性A、大学1年生。Aは将来に希望が持てないと学生相談室に来室した。「目指していた大学は全て不合格だったので、一浪で不本意ながらこの大学に入学した。この大学を卒業しても、名の知れた企業には人れないし、就職できてもずっと平社員…

公認心理師試験 第2回試験 問140 2019-140

問140 事例 22歳の女性A。Aは職場での人間関係における不適応感を訴えて精神科を受診した。ときどき休みながらではあるが勤務は継続している。親と仲が悪いので2年前から単身生活をしているとのことである。公認心理師が主治医から心理的アセスメントとして…

公認心理師試験 第2回試験 問139 2019-139

問139 事例 74歳の女性。単身生活で、就労はしていない。最近物忘れがひどいと総合病院の内科を受診した。内科医から公認心理師に心理的アセスメントの依頼があった。精神疾患の既往歴はなく、神経学的異常もみられない。以前から高血圧症を指摘されていたが…