公認心理師試験 第2回試験 問33 2019-033
問33 ストレスチェック制度について正しいものを一つ選べ
(1)事業者は、ストレスチェック実施者を兼ねることが出来る
(2)事業者は、面接指導の結果を記録しておかなければならない。
(3)事業者は、労働者の同意がなくても、その検査の結果を把握することが出来る。
(4)医師による面接指導を実施するにあたり、情報通信機器を用いることは認められていない。
(5)事業者は、一定以上の心理的負荷が認められる全ての労働者に対し、医師による面接指導を行わなければならない。
センターの答え (2)
解説
(1)事業者は、ストレスチェック実施者を兼ねることが出来る→できません。事業者に雇用されている公認心理師、保健師、看護師、医師、精神保健福祉士、歯科医師については可能。
(2)事業者は、面接指導の結果を記録しておかなければならない。→正しい。
(3)事業者は、労働者の同意がなくても、その検査の結果を把握することが出来る。→できない。しかし同意があればできる。面接指導の場合は同意があるものとみなされる。
(4)医師による面接指導を実施するにあたり、情報通信機器を用いることは認められていない。→職場巡視等により現場を熟知している医師ならば、認められる。
(5)事業者は、一定以上の心理的負荷が認められる全ての労働者に対し、医師による面接指導を行わなければならない。→面接指導は強制ではなく、労働者の意思による。
感想 ストレスチェック制度は、毎回、必出事項ですね
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