公認心理師試験 過去問捜査室

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公認心理師試験 第2回試験 問104 2019-104

 

問104 労働者の心の建康の保持増進のための指針について、正しいものを1つ選ベ。

(1)事業者は、職場のメンタルヘルスケアを実施しなければならない。

(2)事業者は、事業場以外で労働者の私的な生活に配慮しなければならない。

(3)個人情報保護の観点から、人事労務管理とは異なる部署でのケアが望ましい。

(4)労働者の心の健康間題にっいてケアを行う場合は、客観的な測定方法に基づかなければならない。

(5)事業者は、メンタルヘルスケアを実施するにあたり、事業場の現状とその問題点を明確にし、基本的な計画を策定する必要がある。

 

センターの答え(5)

解説

(1)事業者は、職場のメンタルヘルスケアを実施しなければならない→各事業場の実態に即した形で積極的に取り組むことが望ましい(つまり義務ではない)
(2)事業者は、事業場以外で労働者の私的な生活に配慮しなければならない→私的な生活のことではない
(3)個人情報保護の観点から、人事労務管理とは異なる部署でのケアが望ましい→人事労務管理と連携しなければ適切に進まない
(4)労働者の心の健康間題にっいてケアを行う場合は、客観的な測定方法に基づかなければならない→客観的な測定方法は十分確立していない
(5)事業者は、メンタルヘルスケアを実施するにあたり、事業場の現状とその問題点を明確にし、基本的な計画を策定する必要がある→正しい。心の健康づくり計画という。

【当解答解説は個人的な見解でございます、当方の勉強不足の場合もあり得ますので、不十分な点をご了承ください。また至らぬ表現によりご気分を害される方がおられましたらお詫びいたします、申し訳ありません。】