公認心理師試験 第2回試験 問26 2019-026
問26 いじめの重大事態への対応について、最も適切なものを1つ選べ。
(1)被害児童生徒・保護者が詳細な調査を望まない場合であっても、調査を行う。
(2)重大事態の調査を行った場合には、調査を実施したことや調査結果を社会に公表する。
(3)疑いが生じた段階ではなく、事実段階が確定した段階で重大事態としての対応を開始する
(4)児童生徒の、生命、心身または財産に重大な被害が生じた疑いがあると認めるときに限り、重大事態として対応する。
(5)保護者から、いじめという表現ではなく人間関係で心身に変調をきたしたという訴えがあった場合には、安易に重大事態として対応しない。
センターの答え (1)
解説
(1)被害児童生徒・保護者が詳細な調査を望まない場合であっても、調査を行う→正しい
(2)重大事態の調査を行った場合には、調査を実施したことや調査結果を社会に公表する→いじめを受けた児童保護者に対して情報提供を行う
(3)疑いが生じた段階ではなく、事実段階が確定した段階で重大事態としての対応を開始する→疑いがあると認めるときに対応を開始する
(4)児童生徒の、生命、心身または財産に重大な被害が生じた疑いがあると認めるときに限り、重大事態として対応する。→相当の期間欠席せざるを得ないと疑われるときも同様である
(5)保護者から、いじめという表現ではなく人間関係で心身に変調をきたしたという訴えがあった場合には、安易に重大事態として対応しない。→表現により対応を後退するものではない
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