公認心理師試験 第2回試験 問7 2019-007
問７ 量的な説明変数によって1つの質的な基準変数を予測するための解析方法は
（１）因子分析
（２）判別分析
（３）分散分析
（４）重回帰分析
（５）クラスター分析
センター発表による答え （２）判別分析
解説 統計は嫌よ！というひとも多いのではないでしょうか（わかります）。
なので、できるだけ簡単に解説します。まず、説明変数と基準変数ですが、漢字の意味にとらわれるとかえって混乱するので、何も考えずマル暗記が良いかと思います。
つまり原因側を「説明変数」→その結果側を「基準変数」と呼びます。（他にも呼び方はありますがここではこれだけにします）
「量的」とは、数字で表せるもの、たとえば身長です。「質的」とは、数字で表せないもの、たとえば性別です。
量的な説明変数から質的な基準変数を予測するとは、いわば身長（量的説明変数）を打ち込んだら→性別（質的基準変数）がでてくる予測マシンみたいなものと思ってください。このような量的→質的の予測判別をおこなうことを「判別分析」といいます。
身長から性別を判別するから「判別分析」と、これも、無理やり覚えるほうが楽かもです。
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