公認心理師試験 第2回試験 問98 2019-098
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公認心理師試験過去問 第2回試験 もくじ - rainymanday’s diary
問98 非行の要因に関するHirschiハーシの社会的絆理論(ボンド理論)、正しいものは?
(1)個人に対する社会的絆が弱まったときに非行が発生する
(2)親による子供の直接統制は、重要な源泉
(3)基本的問いは「なぜ人は逸脱行動をするのか」
(4)友人への愛着が強いものは非行を起こしやすい
(5)コミットメントは既存の社会的枠組みに合わせる度合いを意味する
センターの答え(5)が正しい
当方の考え(1)が正しいと思った
注意! 当方によるこの解説はセンターの答えに合いませんので、どこかに当方の間違いがあると思います。
(1)社会的絆が弱まったときに非行が発生する→当方の考えでは正しい
(2)親による子供の直接統制は重要な源泉(誤)→大切な家族を、がっかりさせたくない、という思いが、逸脱行動を抑制する源泉となる
(3)基本的問いは「なぜ人は逸脱行動をするのか」(誤)→なぜ人は逸脱行動を「しないのか」と考えた
(4)友人への愛着が強いものは非行を起こしやすい(誤)→起こしにくい
(5)コミットメントは既存の社会的枠組みに合わせる度合いを意味する→当方の考えでは誤り。当方の考えでは、コミットメント=投資してきたものを失う・損するという度合いを意味するものと思った。
普通の学者は、犯罪をなぜするのか、と考えますが、逆にハーシは、なぜ犯罪をしないのか、と考えたそうです。「もう悪いことは、はー、しない」ハーシしない理由、ということでしょうか。いずれにしても間違いました。
補足 どうやら、「個人に対する社会の絆」ではなく「社会に対する個人の絆」が正しいようです。でも当方としてはまだ消化不良ですので、もう少し勉強してみます。申し訳ありません。
【当解答解説は個人的な見解でございます、当方の勉強不足と思われますので、心理研修センターの発表を正とご認識下さい。また至らぬ表現によりご気分を害される方がおられましたらお詫びいたします、申し訳ありません。】