公認心理師試験 第2回試験 問題77 2019-077
問77 事例 12歳の女児A。祖父Bと散歩中に自動車にはねられた。Bは全身を打撲し、救命救急センターの集中治療室で治療を受けているが、意識障害が持続している。Aは下肢骨折により整形外科病棟に入院した。入院後、Aは夜間あまり眠れず、夜驚がある。日中は、ぽんやりとした状態がみられたり、急に苛立ち、理由もなくかんしやくを起こしたりする。両親が自宅から持ってきたAの好きなぬいぐるみを叩いたり、壁に打ち付けたりする。
Aの行動の説明として、適切なものを2つ選ベ。
(1)素行障害
(2)解離性障害
(3)反応性アタツチメント障害
(4)トラウマテイツク・ボンデイング
(5)ポストトラウマテイツク・プレイ
センターの答え(2)(5)
解説
(1)素行障害(=反社会的行動)→誤
(2)解離性障害→正しい、ぼんやりした状態でありうる
(3)反応性アタツチメント障害(=極めて不適切な養育によって生じた愛着障害)→誤
(4)トラウマテイツク・ボンデイング(=加害者へのすりより)→誤
(5)ポストトラウマテイツク・プレイ→正しい、トラウマを再現するような遊び
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